憧れのアメリカン住宅

近年人気のあるアメリカンスタイルな住宅。かくいう我が家も西尾市にアメリカンスタイルの輸入住宅を建てました。 なぜ家を購入する際にその選択をしたのかというと「かっこいいから」に尽きます。自分の住む家は機能性はもちろんですが、はやり愛着の持てる見た目が重要だと考えていました。毎日帰ってきて家を見上げても飽きないかっこよさを感じられる家です。 アメリカのスタイルやカルチャーを好んでいた私たちは住むなら星条旗が似合う雰囲気の家にしたいと思っていました。白い柵で覆われた青い芝生のお庭に、都会的でモダンな印象なものよりかは郊外の田舎に建っているようなカントリーなイメージのお家が好みだったので、手持ちのアンティークの家具や雑貨もしっくりきました。 そんなアメリカのライフスタイルに憧れていたので一般的な日本の住宅と比べると多少の不便や違和感があるかもしれません。さすがに土足スタイルではありませんが、玄関を開けてすぐリビングやキッチンが丸見えというのは初めは少々抵抗がありました。がしかし、住めば都、自分たちらしく暮らすようになりこの家を選んでよかったなと満足しています。 のどかな土地柄ご近所でも同じような輸入住宅を見かけます。お家のテイストにも寄りますが都会にはない、田舎のロケーションには特にぴったりだと思います。

近所にあった海外の城のような家

たまにあえて歩くことで運動不足を解消しているのですが、その時、車は通れないような細い道のある豊田市で思い切りヨーロピアンテイストの注文住宅を見つけました。小さめの城というような感じで、家の両方は円柱型をしており、屋根は三角錐でした。門には英語で注意書きがしてあり、徹底しているなと思いました。
本当に正直に大変個人的意見を述べますと、とてつもなく浮いていました。運の悪いことにその隣が思い切り和風の建物だったため、余計にこのアンバランスさが際立って見えました。個性があって良いとは思いますが、これが自分の家だったらと考えるともう少し落ち着いたデザインにしようかなと考えてしまいます。洋風自体は好きなので、場所が悪かったなあという印象です。
また、城のようなデザインは可愛らしいのですが、アメリカのように広く土地を買えないために窮屈さを感じました。日本で思い切り洋風の家を建てるなら、屋敷と言えそうなくらいでないと迫力はついに出ないのかもしれません。